夫が亡くなり、悲しみに暮れる私を優しく慰め、励ましてくれたのは義理の息子だった。そんな息子の身体が私を抱きすくめ、真直ぐに求めてきた時、身体の奥で、女としての欲情が目覚めていくのを感じた。最も儚げな、最も刺激的な男と女が、刹那に身を焦がし、禁断の悦楽に溺れていく様を、旅情豊かに贈る異色ドラマ。