近親相姦

就職のため上京したタカシとはその後一度も会っていませんでした。そんな息子のタカシからある日突然電話がありました。普段からおとなしく消極的なタカシが「母さん、二人で旅行にでも行こう…」と。夫−タカシの父親は一年前から体を壊し、働けないでいます。代わりに私が働きに出ましたが、やはり収入は少なく半年前に風俗の仕事を始めました。タカシにはもちろん言っていません。旅行の途中、タカシは一枚のいやらしいチラシを出しました。裸の私の写真が載っていました。そして不器用なタカシは「父さんは知っているの？」と。「そんな事しなくても…、いつだって何度だって愛してあげるのに…」私は無我夢中でタカシを愛しました。これで良かったのかどうかは…わかりません。